みえの はるなさん
みえの はるな さん
わたし達の生活の中で欠かせないのが 衣食住…
前回 伊勢神宮の神様たちの「食」についてご紹介し 順序が逆になったのですが 今回は「衣」について…

内宮の御祭神 天照大神の衣は 三重県松阪市にある神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)と神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)で今でも織られています…
神服織機殿神社で織るのが正宮に供えられる絹の織物(和妙(にぎたえ))そして神麻続機殿神社で織るのが荒祭宮に供えられる麻の織物(荒妙(あらたえ))です…
両神社で毎年5月と10月の1日に織り始め 1週間程度の後に織りあがった衣は 5月と10月の14日の神御衣祭(かんみそさい)で糸と針と共に奉納されます… 

ただ 昨今 地元では織子の承継者不足に悩まされているとのことです…
それともうお気づきかと思いますが よくある「服部(はっとり)」という姓(名字)はこの「はたおり」からきているそうです…

例によって わたしの拙い説明よりは こちら…

https://www.isejingu.or.jp/about/estate/cloth.html
https://www.isejingu.or.jp/ritual/annual/kanmiso.html

お写真は 神服織機殿神社 正面が奉織作業を行うための八尋殿 左が本殿です…