茜さん
さん
みえの はるなさん

大原野神社の紹介ありがとうございます。今までに数回、この神社に接する勝持寺(花の寺)を桜の季節に訪れたことがあり、おまけに大原野神社に参拝していました。
今回もおまけのつもりで参拝してビックリでした。

紫式部(973-1031年)の父は藤原為時、「従五位下」の下級官位だったそうです。大きな国の国司、今の知事に相当、年収1500万円だったそうです。
正一位の太政大臣、今の総理大臣、は年収3-4億円、格差に驚かされます。

このシステムは唐にならったものですが、鎌足の息子、藤原不比等が創り上げた官僚制度です。

紫式部の父は漢詩人でもあり、花山天皇に漢詩教授しており、その影響で宮中に入り、「源氏物語」物語の元本を書いては、宮中で回し読みされていたようです。

この評判を聞いた藤原道長は道長の娘で一条天皇の妃、彰子の家庭教師に推挙します。

賢い彰子は「何か物語を書いてね。」と暗に宮中で読まれていた小説の完成を応援してくれます。

彰子は滋賀県の石山寺に頼んで、一室を手配します。
ここから「源氏物語」を書き始めたようです。

写真は石山寺。