茜さん
さん
飛鳥さん、ありがとうございます。

大原野神社(京都市西京区)京都市内からは交通の便が最悪ですが、西京区に接する長岡京市からはバスが出ているようです。

源氏物語は高校の古典で習ったくらいです。
その頃は源氏=武士という感覚だったので、源氏物語名称の意味が分かりませんでした。

嵯峨天皇(782-842年、桓武天皇の第5皇子)以降、臣籍へと降下し、「源(みなもと」の本性を受けた皇子などを源氏と呼ぶようです。武士の源氏は清和天皇の息子の子孫です。

光源氏のモデルと言われるのが嵯峨天皇の皇子源融です。
暇だったのでしょうね、宮中の女官に手を出して昼間から遊んでいたようです。その源融が建てた別荘が宇治にあり、「源氏物語」にも登場します。この別荘はまわりまわって藤原道長に渡り、息子の藤原頼道が平等院鳳凰堂として創建します。

頼道は熱心に京都から毎日宇治市の平等院に通い、そのためでしょうか、当時としては異例の82歳まで生きたようです。

いつの時代にもそうですが、観光資源になる建物は当時信じられないほどの費用をかけているものですね。

写真は宇治橋袂の紫式部の像です。