茜さん
さん
関ヶ原合戦(1600年)の後、大坂城の豊臣秀頼を警戒する徳川家康は大坂城包囲網を計画します。その一つが兵庫県丹波篠山市にある篠山城です。

1609年、浅野幸長、蜂須賀至鎮、加藤嘉明、福島正則らの豊臣恩顧の大名が徳川家に協力する証として篠山城は築かれました。いわゆる天下普請、総奉行は池田輝政、縄張りは築城の名手藤堂高虎です。

15か国、20の大名、総勢8万人の労力でわずか6ヶ月で完成したといいます。

石高5万石にしては立派過ぎる石垣の規模は天下普請のたまものです。
5年後の1614年11月「大坂冬の陣」が始まります。