茜さん
さん
今日子さん、ありがとうございます。

長屋門は門の左右が住居になっていて、門番、使用人が住めるようになっている門です。

12代藩主青山忠裕に長年仕えた老女(侍女の筆頭)小林千衛がもう年だからと言って、退職を願い出ました。

藩主は長年の労に報いるために、青山家の屋敷の前に長屋門を立てて、小林千衛と一人息子が暮らせるように配慮しました。1805年の頃です。

それから現在まで、小林家はこの家に暮らしています。それ故に内部は非公開です。

青山家の殿様は住民に慕われていたのでしょうか、明治になってお城の中に青山神社が作られています。
また、明治になった時鳳鳴高校の前身である学校の建設を私費で建てたり、東京に学びに出る学生に資金を提供しています。

丹波篠山は冬は獅子鍋(猪)でにぎわいます。

柿のなるころ11月頃に訪れました。背後が長屋門です。写真1、2