幸子さん
幸子 さん      sachyanの着物大好き
東京神田駿河台にある「山の上ホテルは、2月13日をもって休館することになっています。ホームページには
創業70周年を迎える山の上ホテルは、竣工から86年を迎える建物の老朽化への対応を検討するため、2024年2月13日より当面の間、休館いたします。
との挨拶文が掲載されています。
創業以来多くの文壇の方々を始め、出版界や芸能界の方々に愛されてきた、山の上ホテルですが、「お客様との交流を大切にし、心温まる接客に惹かれた文人は川端康成から始まって、井上靖、壇一雄、松本清張、吉行淳之介、など枚挙にいとまがないほどで、ロビーには池波正太郎の絵も飾れらています。多くの文人がここに泊まって原稿を書いていたそんな光景が目に見えるような気がする山之上ホテルです。
私は、山の上ホテルの天ぷら屋さん」に天ぷらを食べに連れて行ってもらいました。超高級店ですが、もう少しで休業にはいるとのことで連れて行って」はくださった方もここでの食べ治めになると、名残を惜しんでいらっしゃいました。
私にとってはこんな高級店での天ぷらのお食事はまったく初めての経験です。緊張の連続でしたがとてもおいしくおただいてきました。
「山の上ホテル物語」という本を読むと、昭和の古き良き時代の、「人と人の心温まる交流」の様子がありありと書かれていて、今の世知辛い世の中とは違う「日本人の心」のようなものを感じました。
写真は山之上ホテルのホームページよりのあいさつ文、てんぷら屋さんの店内、ロビーの風景、
写真はホテルのホームページより拝借しました。