みえの はるなさん
みえの はるな さん
♪京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた女がひとり 塩沢がすりに名古屋帯 耳をすませば滝の音…
ということで 大覚寺の東 大沢池(おおさわのいけ)の奥にある名古曽瀧址に行ってきました…
ところが 手前には真新しい竹の柵がしてあり 枯れているはずの滝からは水が落ちているんです…
これには 藤原公任(ふじわらのきんとう)さんも 永六輔さんもびっくりかと…
https://www.daikakuji.or.jp/oosawanoike/
https://visual.information.jp/blog/2011/04/03/201104-article_1/

歌詞では「名古屋帯」なんですが 苦労してお太鼓結んでも羽織で隠れちゃうので 博多織の半幅帯でご容赦を…
それと 歌詞では「塩沢かすり(絣)」となっていますが 絣は絣糸(部分的に染めていないところがある糸)で織った +や井や亀甲の文様(柄)のこと…
つむぎ(紬)は 生糸が取れないくずの繭を煮て綿状にし それを紡いだ糸を緯糸(横糸)にして織った布(生地)のことです…
(なので 元々は廃物利用の安物の絹糸だったんですが…)
多くの塩沢紬は 絣の文様になっていますので 塩沢絣=塩沢紬 ということになります…
そして 歌詞では「嵐山 大覚寺」となっていますが 厳密にいうと大覚寺のあるところは 嵯峨(嵯峨野)になります…
大覚寺の正式名称は「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」です…

https://arashiyama-sendou.com/arashiyama-saga/
ここの地図にありますように 大堰川(桂川)の北が嵯峨(京都市右京区) 南が嵐山(京都市西京区)なんです…
なので 嵐山を「らんざん」と読ませなくても「嵯峨野の 大覚寺」でよかったんじゃないかと 思ったり…