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幸子 さん sachyanのきもの大好き |
東京都内にある狸を祭る神社めぐりをしてきました。タヌキは「他を抜く」というごろ合わせで出世や強運、開運の神様として、信仰を集めています。 有名なところでは柳森神社(神田岩本町)「おたぬきさま」とも呼ばれているようです。太田道灌が江戸城の鬼門除けとして柳を植えてそこに神社を作ったのが始まりといわれ、5代将軍綱吉の生母桂昌院が信仰した福寿社に由来しています。 鎮護堂は浅草浅草寺境内に隣接しています。江戸時代から上野や浅草あたりにはタヌキがたくさん住んでいたようです。一説には狸らは、草履を釜に投げ入れたり、座敷に砂をまいたりなどのいたずらをしたという。 浅草寺も狸らの乱行に困っていたが、時の住職、唯我韶舜大僧正の夢枕に狸が現れ、「われわれのために祠を建てて保護してくれれば、伝法院を火災から守り、永く繁栄させましょう」というお告げがあった。そこで、明治16年(1883)に鎮護大使者として祀ったのがこの鎮護堂です。その霊験あってか、伝法院、鎮護堂ともに関東大震災や東京大空襲での焼失を免れています。 栄誉大権現は、上野東照宮の境内にあります。 四国八十八狸の総帥といわれています。江戸時代に奉献された大奥で災いをもたらし、その後も安置された大名、旗本諸家を潰した悪業狸として有名であったが、大正年間に東照宮に寄贈されてから災いがなくなったといわれているものです。現在は、「お狸様」、「夢見狸」と呼ばれ親しまれています。 写真は1枚目、福寿神社の入り口、2枚目柳森神社のおたぬき様の前、3枚栄誉権現、4枚目鎮護堂の前、です。 |