みえの はるなさん
みえの はるな さん
ここで 今回のお着物の大島紬について…
通常 大島紬は「一元(ひともと)」という風車の模様や「片ス」というT字型の模様が連続しているのですが その模様を設計図に落とし それに基づいて糸を先染するときに 何らかの手違いで間違って染められた糸や 念のために余分に染めていた糸は 余ってしまいます…
それをもったいないと 活用して織ったのが「ジャジャ織」とか「やたら織」といわれていて いわゆる残糸織です…
ただ 糸は本来の泥染めであり、織り方が基準を満たしたものであれば 大島紬として検査合格証が貼られ 伝統的工芸品のマークを付けることができます…
それが今回わたしが着ている大島紬で それゆえ世界中で一つしかない織柄の大島紬ということになります… 
着付けのまずさは ご容赦を…

興味のある方は こちら ない方はパス…
https://oshimatsumugi.life/oshimatsumugi-manual/
https://hirotatsumugi.jp/blog/2121

お写真1枚目:反物の端にある証紙の左半分 左端が伝統的工芸品のマーク
上の「竹千雅(ちくせんが)」は 製造者の「たけがわ織物」のブランド名です…
お写真2枚目:反物の端にある証紙の右半分 右には織った人の名前が記載されています…
特定の人が染めたものではなく寄せ集めの残糸織ですから「締(縦糸(経)と横糸(緯)を染めた人)」の名前の代わりに寸法が記載されています… 
お写真3枚目:入手した時には 仕付け糸が付いていました…
お写真4枚目:そのまま入札者がなく この価格でゲットしました…
超お買い得だったかと…