みえの はるなさん
みえの はるな さん
格別どなたのコメやレスがどうのこうというつもりは全くございませんが、お着物のことで違っていることを書かれるともう我慢できなくて…
冬にお着物が寒いというのは大きな誤解…
寒いのは下半身ではなく、襟足(後ろ首)だけなんです…
下半身は、下が開いていて風がすうすう通るように思うかも知れませんが、決してそんなことはなくむしろ逆に暖か…
開いている袖口や袂も余程強風の時以外は、そんなに寒く感じないものなのです…
わたしは、戦前あるいはそれ以前の着付けに倣って、下履きは履かず、お腰(裾上げ)と長襦袢そして袷のお着物(長着)だけですが、3枚重ねですから、真冬でも、襟足以外寒いと感じたことはありません…
成人式の時に皆さんこぞって白い襟巻きをしているのは、その意味で理にかなっています…
むしろ大変なのは、夏の暑さ…
一度でも浴衣を着せてもらった方は、もうお分かりかと…

お写真は、4年前の1月の浜松城…
なびく旗の影のとおり裾が強風で舞っていますが、袷ではなく裏地のない綿のアンサンブルにもかかわらず、ショールをまとっているので、ちっとも寒くなかったんです…

それにしても明日の成人式、一生に一度の晴れの日ですから振袖を着るのはそれはそれでいいのですが、どうかそのあとの褻の日に普段着のお着物を着て欲しいと願わずにはおれません…