女性のメイクといえば、美しい肌や細い眉。男性は眉に対して関心が薄いようです。アイシャドーでアイメイクを楽しむ事はお好きでも、アイブロウはちゃちゃっと簡単に仕上げてしまい、ウイッグの前髪で隠してしまえば大丈夫と思っていらっしゃる方はいませんか？これは大変な間違いです。眉は顔の表情を決める上で大変重要なポイントの1つで、目元と同じくらい（場合によってはそれ以上）に他人がチェックしている部分なのです。

アイホール（上瞼の部分）に影を作らないようにするとアイシャドーの発色がよくなり、お眼元がパッチリと美しく表現できます。ここで影を作ってしまう原因となっているのがクマや、アイホール部分にあるお邪魔な眉毛です。クマはコンシーラーで隠すことが可能ですが、毛となるとファンデーションやコンシーラーを多用してカバーをしなくてはなりません。この工程を削除しては、なかなかアイシャドーの本来の色を出すことが出来ません。アイシャドーがにごってしまう為、どんどん塗りたくってしまう悪循環を招きます。

眉毛をカットすることに抵抗を感じていらっしゃる男性は多いようです。特に30代以降の方に多く見られます。ですが、昨今眉毛を処理する男性の方は多くなりました。男優でも女性雑誌で紹介されているイケメン男性でも、半数くらいは眉を整えているように思います。最近ではアルテミスでも眉カットをご希望なさる方が多くなりました。

眉には理想のプロポーションがございます。理想の眉の形は人によって骨格が違いますので若干違いますが、その形を維持してカットすると、男性時にはかっこよく、女性時では美しく演出できます。ただし、文頭でも申し上げたように、眉毛の形次第で顔の印象は変わります。ご自身のベストプロポーションが分からずに適当にカットしてしまうと、逆効果のなってしまいます。メイクに詳しい専門の方やお友達の女性に相談をすることで失敗は少なくなりますが、なかなかそのような機会は少ないことでしょう。

眉カットが出来ない場合は、お化粧品でカバーをしなくてはなりません。Healthy Beautyさんで販売されている商品でしたら、「メイクポーチセット」に眉メイクに適したアイテムがセットで入っていますし、同封のアルテミス監修メイクテキストには、ベストプロポーションのご案内も記載しておりますのでとてもご参考になることでしょう。

人は美しいものを見ると同時に、今一の部分にも視線が集中するものです。特にその部分が隣り合わせになっている場合、どちらかというと後者を選びがちです。ただからこそ、眉メイクはアイメイクの力の入れ方は同じでなくてはなりませんね。